



精神科・神経科・内科を診療科目とする病院です。
理事長はじめ諸先生方の、患者さんを「地域へ帰す医療」という言葉にとても感銘を受け、その理念に基づいて設計を進めていきました。
つまり、この病院の設計は、「患者さんが病室から出る機会をたくさん設けること」、そして、「早期に地域、家庭に戻って生活を送れるよう、支援する場を創出すること」となりました。
外観は、外壁の色合い、屋根の勾配や大きさ、個々のプロポーションなどを慎重に調整し、隣接する建物と一体的な環境を作りつつ、新しい病院としての主張もさりげなくできるように決定していきました。
内部については、療養環境としてふさわしい、穏やかで爽やかな空間を目指しています。