敷地は、水戸市のメインストリートから1本入った、雑然とした街区にあります。
この周囲の環境からクリニックを切り離すため、中庭を設け、そこを外部からのアプローチ空間とすると同時に、待合室や相談室から見える"景色"としました。
待合室は従来の医院にみられるベンチを並べたものではなく、大きなテーブルを取り囲むように椅子を配し、ゆったりとお茶を飲みながらくつろげるスタイルを採用しています。
また、診察室は階段状の高い天井にトップライトを設け、開放的な空間としました。
受診者のみなさんは多かれ少なかれ緊張してクリニックを訪れます。
少しでもその緊張をほぐすことができるよう、中庭には、春から初夏にかけて花を咲かせ、秋には紅葉する樹木を配しました。
季節感豊かな、訪れるとほっとするようなクリニックが完成しました。

