Service 03

耐震診断・耐震補強設計

Index

耐震診断の必要性

耐震診断が特に必要かどうかのチェックポイントです。あなたの建物はいかがでしょうか?

学校・ビル・店舗など、
主な建物の耐震診断チェックポイント

  • 昭和56年5月31日以前に建てられた建物である
  • 建物の経年劣化がはげしい
  • コンクリートがもろくなった
  • 地盤が弱いと言われている
  • 床が少し傾いているような気がする
  • 壁のひびが大きくなった あるいは長くなった
  • コンクリートの1部が剥がれている
  • ひびから、錆色の液体のようなものが、流れ出てしみついている
  • 最近、雨漏りが多くなった
  • 建物がよく揺れる(車が通ると揺れる)

工場の耐震診断チェックポイント

  • 車が通ると揺れる
  • 機械を入れるときに柱・筋交いを切断してしまった
  • 2階に入れてある機械が重すぎるのではないかと不安
  • 壁にヒビが入っている
  • 錆色の液体のようなものが流れ出て、しみついている
  • ヒビから白いものがでてきている
  • コンクリートの1部が剥がれている
  • 地盤が弱いと聞いている
  • 少し床が傾いている気がする
  • 昭和56年以前に建てられた建物である

耐震診断の流れ

  • 1. ご相談申し込み
  • 2. 初回打ち合わせ
  • 3. 調査計画書作成
  • 4. 現地調査
  • 5. 耐震診断
  • 6. ご報告

1. ご相談申し込み

まずはお気軽にご連絡ください。

2. 初回打ち合わせ

初回のお打ち合わせでは、お客様の建物の詳細な図面等をお預かりさせていただきます。 耐震診断おいては、現地調査するまえの図面での事前調査がとても重要です。なお、必要な図面については事前にお伝えいたします。

必要書類
図面、構造計算書、検査済証、ボーリング調査資料

3. 調査計画書作成

お預かりした図面を基に、実際にどのような箇所をどのように調査するかを検討し、現地調査の調査計画書を作成します。
この段階では、平面図、立面図、構造図、仮定荷重表、雑荷重表を作成します。

4. 現地調査

作成した計画書に基づいて、現地に赴き調査します。
設計図面と照合しながら工事が正確に行われているかを確認したり、コンクリートのコア抜きを行いコンクリートの状況を確認するなどします。

調査項目
コア抜き、破壊試験、はつり調査、不同沈下測量、クラック調査、追加設備機器(高架水槽等)、増改築調査、設計図面と現地の照合調査

5. 耐震診断

調査した内容を基に、耐震診断を行います。
お客様の建物の安全性を正確に数値化し、いざというときの危険性、補強工事の必要性、建替えの必要性等を判断します。

6. ご報告

耐震診断の結果を報告書の形にし、お客様にご報告させていただきます。
この時点で、建物の安全性が確保できていないとなった場合には、耐震補強工事や、建替えのご提案もさせていただきます。お客様にお渡しするのは、
現状診断結果、補強計画図、概算工事費予算書
の3点です。安心して、診断・補強をお任せください。

耐震診断の費用

耐震診断を行う場合には、上記のように様々な作業が発生する為に、それに伴って費用が発生します。
診断の費用は、建築物の大きさ・形状・構造、診断の程度、設計図書の有無、現地調査の有無により異なります。
まずはお気軽にご相談ください。

耐震補強の流れ

  • 1. 打ち合わせ・契約
  • 2. 概算見積・コストコントロール
  • 3. 実施設計
  • 4. 積算
  • 5. 工事監理

1. 打ち合わせ・契約

策定した補強計画を基に、お打ち合わせをさせていただきます。この段階で、判定取得の有無も確認し、費用の目安もお伝えします。予算に合わせて工法等を決定していきます。この段階で工事にご納得いただけた場合、契約となります。

2. 概算見積・コストコントロール

ご契約をいただいた後、工事費概算見積を出します。
予算との兼ね合いでコストコントロールが必要な場合もございますので、この段階で工事の費用は上下します。

3. 実施設計

コストコンロールにより、見積もり額にご納得いただけましたら、実施設計に移ります。
報告書を元に、実際の補強図面を作成します。

4. 積算

実施設計図を基に、積算を行い最終的な工事金額を確定させます。この段階でも費用の調整を行います。
最終的な施工業者決定もこの段階で行うことになります。

5. 工事監理

費用が確定し、図面が完成した段階で工事が開始されます。工事中も設計事務所の仕事は続きます。作成した図面通りに工事が進められているかを設計者自身が現場に赴いてチェックをします。
この工事監理を行うことで、お客様により一層の安心・安全を提供できると考えております。

主な補強方法

耐震補強の工法として、鉄骨ブレース補強、RC耐震壁補強、炭素繊維・鋼板等による柱巻き補強等、様々な工法があります。
建物の規模・築年数・用途、求められる耐震性、改修コスト等を考慮の上、最適な工法を選択していきます。

事例・主な実績

水戸市立妻里小学校1棟、13棟( RC造 3階建 1,493㎡ )
耐震補強前
耐震補強後

学校の校舎を補強する方法はいくつかの方法が考えられますが、
今回の場合は、工事中でも教室の使用が可能であり、工事費も比較的低く抑えることができる「外付けブレース工法」を採用しました。 予定通り工事が竣工し、「安心して学べる校舎」造りのお手伝いができました。