「夢見てんじゃねーよ」

人口を増やしたいなどというと、この人口減少社会に、何言ってるんだ、みたいな反論が必ず出てきます。あんた、3万人だなんて言うけれど、どうやって増やすんだよ、具体的な方法を示せよ。日本各地で、中心市街地の人口減少は問題になっていて、歯止めがかからないじゃないか。夢みたいなこと言ってるんじゃないよ。と問い詰められたりもします。
なるほど、おっしゃる通り。でもね、夢みたいじゃなくて、夢なんですよ。
それも真剣に夢見てるんですよ。

方法論が見つからないから、夢を描かないという態度は好きじゃないです。身近な話に置き換えると、東大に入りたい、オリンピックに出たい、ドームでコンサート開きたいみたいな夢を語ってもいいじゃない。なんとなく勉強してても、東大に入れないと思うし、なんとなくスポーツしてても、オリンピックには出られないと思うのですよ。やっぱり、具体的な目標があるから、東大に入りたいから夜遅くまで勉強するし、オリンピックに出たいから、過酷なトレーニングに耐えたりと、頑張れるんじゃないかなぁ。
ぼくが言いたいのは、みんなが共有できる、具体的な目標を、まず作りましょうってことなんですよ。補助金とか、容積率緩和とか、そういう施策的なものだけでは、人は増えないことは、全国の事例で、わかっちゃった。だから、それに加えて、多くの人が、上市の人口を増やしたい、増えたら、こんなに楽しそうだって思えると、少し違うような気がするのですよ。みんなで、ちょっとずつ省エネして、CO2削減しましょうとか、台所に油を流すのをやめて、環境に配慮しましょうとか、そんな感じ。現にね、ぼくは自身、郊外に家を建てちゃったけど、上市に住み替えようかなと、思っています。
家を建てたころは、そんなこと全然考えていなかったんだけどね。
そういう風に考える人が、いっぱい出てくると、変わってくるだろうと思っているのです。